【Professional Review】サクソフォーン奏者 秋山圭輔さん|Sonority Japan Classic Model
サクソフォーン奏者・秋山圭輔さんに、Sonority Japan Classic Modelをご使用いただきました。
木の持つ豊かな響きや、S・M・Hによる柔軟な使い分け、そしてリードを使い続けることで感じられた変化について、詳しくレビューをいただきました。
【秋山圭輔さん 演奏動画】
https://youtube.com/shorts/kokSs8NI7NY
秋山圭輔さん REVIEW
Sonority Japanのリードを吹いてみて、まず最初に感じたのは、木の持つ豊かな響きと深さ、そして軽やかな爽やかさでした。
また、S・M・Hと3種類に丁寧かつ細かく分けられているので、その時々のリードのコンディションや成長具合によって、ソロや室内楽、吹奏楽やオーケストラ、あるいは曲のスタイルやジャンルまで、様々な状況に対して柔軟に対応できるリードだと思います。
何なら、さらにもっと細かく分けていっても、それぞれの場面でどのリードが適しているかを選択できるのだろうと確信しています。
そして、実際に使い続けていく中で、木という天然素材ならではの面白さも感じました。
リードの箱に入っているメッセージカードには、「乾燥しているのでご使用前によく湿らせてから演奏してください」と記載されています。
正直なところ、新品のリードが持つ特有のパサッとした乾燥感は、普段使用しているバンドレンと比べると少し強く感じ、「僕にはもしかしたら重いかもしれない」という不安があったのも事実です。
ただ、バンドレンや他のリードでも然り、リードが木である以上、最初はそういうものだと思っています。
ですので、使用していく中で時間の経過とともにどうなっていくかで判断しなければと思い、吹き続けてみました。
すると、段々とリードの繊維が整ってきたのか、最初に感じていた重さは感じなくなり、良かった部分がより洗練され、手のひらを返されたかのような感覚でした。
もちろん、新品の状態で使用するという方は、最初の乾燥感で印象が決まってしまうかもしれません。
しかし、普段からリードを育てて使用する方にとっては問題ではなく、むしろ小学生の夏休みの自由研究のような気持ちで、育った後を楽しみに待てば、2学期には花丸をもらえることでしょう(笑)。
品質設計や、どの1枚を選んでも本番で応えてくれるリードであることなど、魅力は他にもたくさんあります。
Sonority Japanがこだわってきた真意というものが、前に述べたこととまさにつながっていくのではないでしょうか。
ぜひ、皆さまも一度Sonority Japanのリードを試してみてはいかがでしょうか。
— 秋山圭輔
【使用について】
Saxophone:Supreme Dark Gold Lacquered
Mouthpiece:SELMER S90 190
Ligature:HARRISON A2 GP
使用リード:Sonority Japan Classic Model 3M
普段使用しているリード:Vandoren Traditional(青箱)3
【秋山圭輔|プロフィール】
東京都狛江市出身。東京都立杉並高等学校卒業。洗足学園音楽大学サクソフォン専攻を首席で卒業、同時に優秀賞を受賞。東京藝術大学別科修了。
洗足学園音楽大学の学内オーディションより選抜され、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団とA.グラズノフのサクソフォン協奏曲を共演。
第7回ナゴヤサクソフォンコンクールにて、U25若手演奏家部門第2位受賞。
宮本亜門氏審査員によるオーディションに合格し、「あなたがNEXTアーティスト」として日比谷フェスティバル2024に出演。
ソロや室内楽、国内プロ吹奏楽団の演奏会やレコーディングに参加するなど、幅広く演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも努めている。
これまでにサクソフォンを國末貞仁、須川展也、彦坂眞一郎、本堂誠、田村真寛の各氏に、室内楽を池上政人、松井宏幸の各氏に師事。